こんにちは
当記事をご覧くださり、誠にありがとうございます。
今週の函館競馬場では夏の牝馬重賞
クイーンステークスが開催されます。
この記事では過去10年のG1クイーンステークス結果からレース分析を行なっていきます。
【レース分析】過去10年の結果からクイーンステークスを読み解く【クイーンS】
①コース解説
②枠
③前走レース
④前走距離
⑤脚質
⑥人気
⑦斤量
⑧世代
こちらの順番でクイーンステークスのレース分析をしていきます。
コース解説
クイーンステークスは函館競馬場芝1800mで行われます。
例年であれば札幌競馬場芝1800mでの開催ですが今年は函館競馬場芝1800mでの開催となります。
(引用: 競馬ラボ “https://www.keibalab.jp/”)
スタート地点は正面スタンド前の直線、スタンドの右端になります。
最初の1コーナーまでの距離は約275mあり、1コーナー手前から2コーナーにかけて緩い下り坂となっています。
2コーナーの地点が最低地点となり、その後向正面、3コーナーから4コーナーの途中まで上りが続きます。
その後直線半ばまで再度緩やかな下りが続き、ゴールまでは平坦なコースとなっています。
洋芝であり、直線は262mとなっています。
レース分析
枠
クイーンステークスの過去10年間の枠順別成績を見てみると、2枠が3勝と最多となっています。その他2枠は複勝圏内率で見ても50%を超えていて1番成績の良いデータとなっております。
その他5枠と8枠が2勝と続いています。
また、3枠と4枠に関しては勝利が無く、苦戦しています。3枠に関しては連対率で見ても0%となっていて、とても相性の悪いデータです。
人気馬が3枠に入ったら注意が必要です。
前走レース
ヴィクトリアマイル組(3, 4, 4, 12)
マーメイドステークス組(2, 2, 2, 18)
優駿牝馬(オークス)組(1, 0, 1, 7)
NHKマイルカップ組(1, 0, 0, 0)
最多勝利がヴィクトリアマイルから参戦する馬たちで過去10年では3勝をあげています。また2着、3着ともに4回と好成績です。G1に出走できる実力がある馬がこのレースでは台頭しています。
今年の出走予定馬で該当する馬が
ヴィクトリアマイル組
→シゲルピンクダイヤ、テルツェット、マジックキャッスル
マーメイドステークス組
→シャムロックヒル
優駿牝馬(オークス)、NHKマイルカップ組
→該当馬はいません
以上4頭があげられます。
その他にも福島牝馬ステークスで2着になったドナアトラエンテや既に牝馬重賞を2勝しているフェアリーポルカなどの実力馬も出走予定です。
前走距離
1600m組(4, 5, 4, 17)
1800m組(3, 2, 0, 31)
2000m組(2, 3, 4, 33)
2400m組(1, 0, 1, 7)
1400m組(0, 0, 1, 3)
過去10年のクイーンステークス勝利馬の前走距離を見てみると、1600mからの距離延長組が4勝と最多となっています。こちらの前走1600mからの挑戦で勝利した馬はいずれもヴィクトリアマイルもしくはNHKマイルカップからの参戦馬なので実力のある馬たちでした。
クイーンステークスと同距離である1800mからの挑戦も3勝をあげていて相性が良さそうです。
脚質
クイーンステークスの過去10年間の脚質別成績を見てみると、先行馬が5勝と最多となっています。続いて差し馬が3勝、逃げ、追込み馬が1勝と続いています。
基本的には前すぎず、後ろすぎずある程度のポジションが取れる馬が中心になってくるのではないかと考えます。
先行馬と差し馬で比較してみると、連対率で見れば先行馬が約20%と少々勝っているデータとなっていますが、複勝圏内率で見てみると若干の差はあるもののどちらも約27%と並んでいるデータとなっています。
やや先行馬の方がコース的にも好位抜け出しでそのまま先頭をキープしてしまう可能性が高いことが伺えます。一方の差し馬はゴールまでに抜け出した馬を差しきれずに、惜しい結果に終わってしまうことが考えられます。
追込み馬までなってくると勝利する可能性は一気に低くなり、苦戦が予想できます。
一方の逃げ馬が1勝のみとなっていて、粘ることなくレースを終えてしまう割合が高いことが伺えます。
人気
クイーンステークスの過去10年間の人気別成績を見てみると、1番人気が5勝と最多となっています。また、2着が2回、3着も2回と勝率は50%、連対率は70%、複勝圏内率が90%ととても軸としては最適なデータが揃っています。過去の傾向からだと人気の期待を裏切らず、最低でも馬券には絡んでくることが考えられます。
3番人気を見てみると勝率、連対率ともに0%となっていて苦戦が続いています。
勝利に関して見てみると、3〜6番人気まで勝利することがない結果に終わっています。
斤量
クイーンステークスの過去10年間の斤量別成績を見てみると、斤量負担55kgの馬が6勝と最多となっています。また2着が10回、3着も7回とこのレースの中心は斤量負担55kgです。
今年の出走予定馬で斤量負担56kg背負う馬がマジックッキャッスルとフェアリーポルカの2頭の予定です。
過去10年で斤量負担56kgで馬券に絡んできた馬が3頭。
ソウルスターリング(3着, 2018)、ミッキーチャーム(1着, 2019)、スカーレットカラー(3着, 2020)の3頭です。
世代
クイーンステークスの過去10年間の世代別成績を見てみると、4歳世代が4勝と最多となっています。
今回の出走予定のメンバーを見てみると、4歳世代と5歳世代のみの出走です。
勝率となると4歳世代がやや勝率が高く、連対率では4歳世代が若干の差をつけて割合が上回っていますが、複勝圏内率まで広げるとその差は縮まっています。
まとめ
クイーンステークスの過去10年の結果から様々な角度でレース分析をしてみました。
枠順の確定次第予想をあげていきます。
週末の最新予想や買目に関してはTwitterにあげていきますのでフォローお願いいたします。